Metered Licensing FAQ - Purchase

1. Metered ライセンスとは何か、他のライセンスタイプと比較してどのように機能するか

Metered ライセンスは .NET と Java 向けの「従量課金」ライセンス形態です。Metered ライセンスを購入すると、従来のライセンスファイルの代わりにコードに設定する公開/秘密鍵ペアが提供されます。標準ライセンスのように前払いするのではなく、使用量に応じて月額で支払います。Metered ライセンスを使用すると、利用状況がローカルで記録され、定期的に当社サーバーへ送信されます。その後、使用分に対して月次で請求されます。月額料金を支払っている限り、フルライセンスと同等の機能が利用でき、すべてのアップデートや新バージョンにもアクセスできます。Metered ライセンスは、開発者向け API を提供する SaaS 製品や、GroupDocs の機能を API 経由で利用するあらゆる製品に唯一適したライセンスタイプです。

Unmetered ライセンスタイプ（Developer Small Business、Developer OEM、Site Small Business、Site OEM）は、製品を使用する開発者数とエンドユーザーソフトウェアが展開される拠点数に基づいて価格が決まります。ライセンスの全額はリリース前に支払う必要があります（分割払いプランを選択しない限り）。このライセンスには、更新と新バージョンへのアクセスが 1 年間含まれます。これらのライセンスタイプは、他の開発者が利用できる API を持つエンドユーザーソフトウェアをサポートしません。

2. Metered ライセンスのメリットは何か

Metered ライセンスは、.NET と Java 製品をセルフホストする利点と、クラウドサービスを利用する柔軟性を組み合わせたものです。

すべてを前払いするのではなく、使用分だけを月額で支払う。
ドキュメントは自社サーバーで処理され、インターネット経由で送信されることはありません。
API を利用する開発者や拠点を無制限に追加可能。月額料金は使用量のみに基づきます。
公開/秘密鍵ペア 1 つで、すべての .NET と Java 製品にアクセス可能。
他の開発者が利用できる API を提供するアプリケーションを作成できる。

3. 請求はどのように行われ、請求期間はいつ開始されるか

製品の使用状況は定期的に当社サーバーへ送信され、API が処理した「開く」または「保存」操作の回数に基づいて月次で請求します。ドキュメントを開くか保存するたびに 1 クレジットがカウントされ、合計クレジット数に対して課金されます。

請求期間はサインアップした日から始まります。たとえば、月の 18 日に登録した場合、請求期間はその月の 18 日から翌月の 17 日までとなります。

4. Metered ライセンスの利用コストはいくらで、支払い方法は

料金表と、月額コストをシミュレートできるインタラクティブな価格ガイドは、Metered 料金ページにあります。Metered Small Business と Metered OEM の両ライセンスタイプは同一料金で請求されますが、Metered OEM のみが Enterprise Support を利用できます。

クレジットカードでの支払いが推奨されますが、銀行振込も可能です。ご不明点は営業チームにお問い合わせください。

5. Metered ライセンスはどのように有効化され、アプリケーションの使用状況はどのように監視/追跡されるか

製品をインストールしたら、購入ポータルから Metered ライセンスにサインアップします。すると公開鍵と秘密鍵のペアが発行され、API を通じて製品を有効化します。これにより製品は本番モードで動作し、使用状況が記録されて定期的にサーバーへ送信されます。

ライセンスの有効化手順は、各製品の Metered ライセンスドキュメントを参照してください。

使用状況の追跡方法
使用状況は、アプリケーションから当社 API へ行われた open/save 呼び出し回数で測定されます。各操作で 1 クレジットが消費されます。

6. Metered ライセンス管理のベストプラクティス

Metered ライセンスキーは一度だけ設定:
アプリケーション起動時に SetMeteredKey を一度だけ呼び出します。ライブラリを頻繁に解放・再生成したり、キーを何度も再適用したりしないでください。可能な限りライブラリインスタンスは長時間保持するのがベストプラクティスです。
Metered ライセンス検証失敗時の対処:
- ライセンスサーバーへの接続不良で初回検証が失敗した場合、製品は評価モードに切り替わり、30 分ごとに自動で再検証を試みます。接続が回復すれば Metered ライセンスが有効化されます。
- 提供されたキーが無効な場合、再試行は停止し、有効なキーが提供されるまで待機します。
請求中断への対応:
Metered ライセンスが正常に検証され有料モードで動作している間にサーバー接続が失われた場合:
- 7 日間の猶予期間が開始されます。
- 7 日以内に接続が復旧しない場合、さらに 24 時間の最終リトライ期間が始まります。
- その期間が過ぎると製品は評価モードに切り替わり、30 分ごとに再接続を試みます。
Metered ライセンスの状態監視
Metered.IsMeteredLicensed を使用して現在のライセンス状態を監視し、必要に応じてキーを再適用してください。

7. 製品上で、特定の利用期間に使用されたクレジット数を簡単に確認できますか

API を使えば使用量を簡単に取得できます。詳細はドキュメントをご参照ください。

注: ローカルの使用状況は通常 1 時間に 1 回程度サーバーへ送信されるため、GetConsumptionQuantity() API が返す数値は若干の遅延があることがあります。

8. Metered と Unmetered のライセンス間でアップグレード/ダウングレードは可能か

購入後 90 日以内であれば、Unmetered ライセンスから Metered ライセンスへアップグレードできます。Unmetered ライセンスの支払い分はアカウント残高にクレジットされ、月額請求から差し引かれます。Metered ライセンスから Unmetered ライセンスへのダウングレードは提供していません。

9. ライセンスインフラストラクチャのサーバー可用性を確保するためにどのような対策を講じていますか

当社サーバーは 24 時間365日稼働するよう監視されています。お客様側からサーバーに接続できない場合、請求メカニズムは 7 日間リトライを行い、その後「トライアル」状態に戻ります。

アプリケーションが 7 日に 1 回以上ライセンスサーバーに接続できていれば、ライセンスは正常に機能し続けます。ファイアウォール等で当社ライセンスサーバーへの通信が許可されていることをご確認ください。

10. データ保護と顧客ファイルに関して、どのデータがサーバーに送信されるか明確にしてもらえますか

送信されるのは純粋に使用情報（実行された操作回数と処理した合計ファイルサイズ）のみで、ドキュメントそのものや顧客データは送信されません。

11. 価格はどうなっていますか

料金は、Metered Small Business と Metered OEM のインタラクティブガイドで確認できます。この価格は 20 MB までのファイルを対象としています。20 MB を超える大容量ファイルについては、最初の 20 MB 以降の各 20 MB チャンクごとに追加の API 呼び出し料金が発生します。

12. Metered ライセンスはどのように購入しますか

Metered ライセンスの購入は、購入ページへお進みください。当社の支払方法にはクレジットカードと銀行振込があります。ご質問がある場合は、営業チームにお問い合わせください。

13. Metered ライセンスにサインアップする前に製品をテストできますか

はい、一時ライセンスをリクエストして GroupDocs 製品をフルテストできます。この無料の一時ライセンスは従量課金ではなく、テスト専用です。製品を本番環境で使用する準備ができたら、購入ページから Metered ライセンスをご購入ください。

ご質問がありますか？

ご不明点や問題がございましたら、遠慮なく営業サポートへお問い合わせください。喜んで対応いたします。